白川村は合掌造り家屋が立ち並び、世界遺産白川郷を有する岐阜県を代表する観光地の一つ。
四季折々の景色が楽しめ、冬には辺り一面、多くの雪に包まれる豪雪地帯です。

人口はわずか1500人を行き来する小さな小さな村ですが、そのせいか、白川村世界遺産である合掌造りと同じく昔から続く地域住民間の距離が近く、今も変わらず濃厚な人付き合いが体験できる場所です。
白川村ではこれまでに6年間、地域インターンで多くの大学生を受け入れて来ました。一度、来てくれたインターン生がまた、白川村民に会いに村に帰って来てくれることもしばしば。また、卒業後、白川村に就職してくれたメンバーもちらほら。
白川村では岐阜住学の運営事務局を担っており、同時に地域コーディネーターとして、地域の方への橋渡しをやっていますので安心して、村に飛び込んでみてください。白川村民との繋がりを楽しみ、大自然の中での暮らしを体験してもらえたらと思います。
地域コーディネーターの紹介
柴原 孝治(しばはら こうじ) 一般社団法人ホワイエ 代表 1979年生まれ、大阪出身。大学から北海道へ進学し、東京の大手通信会社へ就職。9年半後に、白川村地域おこし協力隊として、家族4人で白川村へ移住。現在は社団法人と古民家カフェの2足のわらじ生活をしながら、白川郷ヒト大学の学長として若者と地域のハブの役割を担う。筑波大学院非常勤講師や一般社団法人岐阜県地域おこし協力隊ネットワーク代表理事も務める。 |

変化が激しいこの世の中で、いろんなことを考えてしまいますが、きっといろんな選択肢を選んでいいし、どんな方向へも行っていいんだと思います。
普段住んでいる場所から離れてみるだけで、自分の普通や当たり前が少し変わる感覚がありますよね。コーディネーターをはじめとした地域のみなさんの多様な生き方働き方を、間近にみることができるのが、岐阜住学のいいところです。
地域で暮らすこと、働くことの楽しさを感じてもらえたら、と思うのと同時に、白川村で暮らしてみて白川村のファンになってほしい!そんな気持ちでいます。
深田茉由(ふかだ・まゆ) 一般社団法人ホワイエ 副代表 1993年生まれ、新潟県出身。大学卒業後、都内で2年間勤務したのち「自分の人生がひっくりかえるくらいの何かがほしい」と思い一念発起、大学院に進学。 白川村との出会いは、大学院の担当教授の調査に同行したとき。白川村の図書室のことを知り、大学院を1回休学、2019年の春に白川村に移住。筑波大学大学院人間総合科学研究科世界遺産専攻修了。白川村に住みながら修了できたことにほっとしている。現在は、図書館事業や大学生の受け入れなど、いろんな事業に奔走中。 |
滞在場所(予定)
白川村暮らし体験施設「シェアハウス」または村内の一軒家(時期や期間によって調整)
バストイレ・キッチン共用、個室あり。
受け入れ募集期間
2023年7月〜2024年3月までの内で2ヶ月。滞在場所の空きや事業者によっては調整となる可能性はありますが、基本的には上記期間での受け入れ可
白川村での過ごし方
村内事業者に有償インターンしながら、合間で地域コーディネーターを介して、地域の人足(草刈りや祭り)などに参加してもらいつつ、滞在してもらいます。
村内事業者は下記の中から選択してもらいます。勤務日数は週3日以上として、詳細は打ち合わせ時に要相談とします。
世界遺産荻町集落に位置し、外国人観光客にも大人気の喫茶店です。
仕事の内容:接客

白川村の南部エリアの憩いスポットの日帰り温泉と道の駅。地域住民から観光客まで幅広い方が訪れます。
仕事の内容:接客・調理補助・配膳補助・清掃
※お店のサイトに行くには写真をクリック

白川郷ならではの落ち着いた空間で、こだわりのグルメを提供している人気のご飯屋さんです。
仕事の内容:接客・調理・配膳
※お店のサイトに行くには写真をクリック

白川村に来て9年目になりますが、地域で暮らしの面白さに取り憑かれて、やりたいことばかりで時間が足りません。
私自身が皆さんと同じ大学生の時に、地域に入るという選択肢を知らなかったこと、色々な価値観に触れてこなかったことを誰よりも悔やんでいます。だからこそ、大学生の皆さんには多様な生き方・働き方そして、価値観を知った上で能動的に自分の人生を選択していって欲しいと思っています。
私は地域×若者がやりたくて地域に飛び込んできました。
今まさにこの岐阜住学の運営を通して、自分自身が日々、多くの学びを得ています。皆さんもこれからの社会に飛び出す前に白川村の暮らしや地域の方の様々な生き方や価値観に触れて、思考の幅を広げてみてはいかが?