岐阜住学2023 受け入れ地域紹介⑥「恵那市」

2023年度の受け入れは終了しました。

名古屋から電車で1本、時間にして約1時間のところに位置する恵那市は人口5万人にも満たない小さないなか町です。


ショッピングモールも、映画館もありません。高齢化も年々すすみ、地域の課題は山積みです。
しかし、ふとまわりを見渡すとすぐそばには美しい山や川、採れたてのおいしい野菜やお米があり、四季を感じる風景やこの地に生きる人たちの暮らしの知恵があふれるほどあります。


今回はそんな恵那市の13地域のなかで、中野方町という地域に滞在していただきます。
中野方町は、全国棚田100選に選定されている棚田の景観が美しい町です。人口1,400人ほどの小さな町ですが、「自分たちのことは自分たちでやる」の結いの精神が引き継がれ、それがまちづくりにも活かされています。名古屋から1時間半という通勤圏でありながら、田舎暮らしのできる地域で、10年ほど前から町ぐるみで移住定住に取り組み、若い世代の移住者も増えました。


学生の皆さん、田舎でも自分起点でやりたいことができる今、「欲しい未来は自分でつくる!」、何かやりたいと考えているなら、この町で一緒に町の魅力を発信する経験をしてみませんか?

地域コーディネーターの紹介

おおえ

わが子も大学生になり、岐阜を離れて過ごしています。
子どもたちが、ふるさといいところだなと思える町にしたいと思うようになりました。
まちづくりや農園を通じて、これまでいただいたご縁を次の世代に繋いでいきたいと活動しています。

大江純恵 地域運営支援員
1974年福島県生まれ。大学卒業後関東で様々な仕事しながら、3人の子育てをしつつ、東日本大震災後、家族で恵那市中野方町へ移住する。まちづくりにかかわりながら、夫婦で肥料や農薬を使用しないで作物を栽培する「おかさげ農園」の主に加工を担当。また、森づくりの事務局も担当。

ながえ

みなさんは“地域”というものにどんなイメージを持っていますか?
私は中野方町へ移住して6年目になりますが、地域にはまだまだ発掘されていない宝物(可能性)がたくさんあると感じています。
それゆえに、可能性に溢れた若いみなさんが活躍できる場は無限にあると思います。
中野方町はとてもコンパクトにまとまった町なので、学生のみなさんが“地域”というものを捉えるのにはちょうど良いのではないかなぁと思います。
ぜひ中野方を舞台に、自分の生き方としての新たな1ページを開いてみてください^^

長江賢太郎 地域運営支援員
1977年岐阜県生まれ。証券会社や商社での経験を経て、32歳の時に生き方を転換し、恵那市に移住する。恵み自然農園を運営後、同市内の中野方町へ再移住する。現在は、地域運営支援員としてまちづくりに取り組む傍ら、田畑で自給しながら農家民宿、自伐型林業、便利屋、造園、こどもキャンプなど多業で暮らしを紡いでいる。

滞在場所(予定)

農家民宿、または農家宅でホームステイの予定、どちらも個室利用できます。
交通の不便な場所なので、自家用車で移動できる方がよいです。

受け入れ募集期間

令和5年8月から令和5年12月の間で1~2か月程度

恵那市での過ごし方

中野方町内無償インターンでの募集になります。

町に必要なのは、情報発信力。若者のみなさんには、特にこの部分をお手伝いいただきたいです。

まちづくりに関するイベントや企画運営、SNS情報発信のお手伝いなど、相談しながら進めていきます。

また時期によっては、栗拾いや稲刈りなど農業のアルバイトなども紹介します。まちづくりや半農半X、農的暮らしを味わってください。


インターンとして無報酬の受け入れを希望しますが、町の事業所で週2〜3日のアルバイトは紹介できます。

参加申し込みはこちらから

岐阜住学 申し込みフォーム